尿が出るまで時間がかかる、勢いが弱い場合は前立腺の病気が原因かも

尿が出にくい状態を「排尿困難」といい、その症状は排尿遅延、尿勢低下、尿線途絶などに分類することができます。排尿遅延とはトイレで用を足そうと思って気張っても、実際に尿が出るまでに時間がかかるものです。尿勢低下とは尿の勢いが弱く、尿を終えるまでに時間がかかるものです。尿線途絶とは、排尿が途切れては股始まるような場合を指します。

排尿困難の原因は様々ですが、男性の場合は前立腺肥大症や前立腺がんなどの病気の診断が重要です。また膀胱の機能を司る神経に障害があるために起こる低活動膀胱、尿の通り道が狭くなる尿道狭窄、排尿しようとすると尿を止める筋肉である括約筋が神経の障害によって収縮してしまう排尿括約筋協調不全なども原因となります。

頻尿や尿意切迫感の治療薬として使用される抗コリン剤や、風邪薬、鎮痛薬、胃薬などの薬剤にも膀胱の収縮力を低下させる作用があるため、排尿困難につながることがあります。これらの症状に診に覚えのある方は、泌尿器科で早めの検査を受けて、適切な治療を受けるようにしましょう。